2015年01月05日

自己満足の罠

みなさん!
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

先日子供たちがケーキ作りに挑戦しました。
もちろんまだまだ真似事の域をでませんが…
初めての道具と作業に目はキラキラです。
写真.JPG
そして作ったケーキはペロリでした。

最近読んだ記事から
すこし記憶が薄いのですが、
印象に残ったので…
こんな話だったと思います。

逆上がりができずに落ち込む子どもに
一肌脱ごうと放課後練習に付き合う教師。
何日も練習し
ようやく出来たその子供から出たひと言

「練習もうしなくていいんだね」

この記事を読んで私もドッキッとさせられました。

私も日々の膨大なスケジュールを前に
技術の向上や検定合格、入賞経験を
素晴らしいと考えて
しまっていることがよくあります。

とくに部活動の子供たちは
向き合う時間も長いので
先生が必死に教えてくれるから勉強しなきゃ
あとどのぐらいこの勉強は続くのかな。
聞こえない声が響いてきそうです。

3年生の部活引退以後
その競技や
その分野を
避ける子どもたちを
私もこれまで見てきました。

大切なのは
知識や技術よりも
楽しさや社会での役割を伝えること
学びや技術向上の面白さを
伝えることができているのか
その努力を忘れてはいけません。

さて、もうすぐ新学期スタート。
ケーキ作りを前にした子供たちのように
より多くのひとに学びの面白さを伝えること
これが私のテーマとなりそうです。
posted by mittake.com at 19:38| Comment(2) | 日記
この記事へのコメント
お久しぶりです。あけましておめでとうございます

こないだ、大河ドラマ「花燃ゆ」で吉田松陰が
「人は何故学ぶのか」と自ら問うていました。

古典的な学問を徹底的に叩き込まれ、「学ばなければならない」と教え込まれていた彼ですが、、

「人は己を磨くために学ぶのだ」と悟ります。

私も勉強をやらされているのではなく、自分が興味を持てること、知りたいと意欲を持てることこそが「学ぶ楽しさ」だと思うのです。

「模範解答」を答えられること以外で評価してほしいし、自分が好きなことで力を発揮することは素晴らしいことだと思います。


こういうことに、私も大人になってから気づき、今は自らいろんなことを学びたいと思っています。

(写真のことを学びたくて自ら本を買って勉強したというのも高校生になってからで、昔じゃ考えられないことでした。自ら学ぶなんて、、)


私には、子供はいないですが、後世にこういうことを伝えていける大人になりたいなと思いました。


「禁書だからといって本を読めなくするなんて勿体ない」

「学校以外の勉強や意欲を評価しないなんて才能を溝に棄てているようなものだ」



私が好きな言葉です。
Posted by MicTamu at 2015年01月08日 01:41
私も大河ドラマ大好きです。
ドラマごとの脚色も
比較すると結構面白く、
同じ人物を描いていても
見方によったら随分と違います。

私は特に近現代史に関心があるので
これまでにも「翔が如く」「篤姫」などは大ファンでした。
ところがここ数年は子育てで時間が取れず
なかなか見れていません。
ハードディスクにたまっていく一方で
涙を呑んで消すこともしばしばです。(笑)


さて、
学校での学びや評価には
さまざまな問題点があり
指摘をされている通りです。

しかし本来
学校教育という制度は万人に対して
教育を平等に、チャンスを平等に
与えられる素晴らしいシステムです。
現場で子供たちと
最前線で接している立場から話をしますと
子供たちの興味や関心も
歳や環境によって変わっていきますから
学校という制度上作られた枠の中で

「最大限いろんな機会を与えてあげる」

ことが僕らの役割なのではないか
と考えています。
それが生涯にわたり
学習する基盤を培っていくことに
つながっていくものと考えます。


評価に関しては
これまで学校は成績通知に関して
様々な工夫をしています。
しかし学校での成績評価だけが
社会全体の一大関心事として
独り歩きしてしまっているのは残念です。
理想としては子供たちが持つ様々な
興味や関心がそれぞれに評価されるべきでしょう。
しかしこういった社会的素地を求めるには
保護者や地域も意識を変えないことには
決定的な変化は望めません。

夢中になれることがあるのは
幸せなことですよね。
これからも頑張ってください。
Posted by mittake.com at 2015年01月24日 12:11
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