まだ駆け出しのころの授業で作った
流れ図とCOBOLの
コーディングシートが出てきました。
なつい!!
今から10年ほども前になります。
大学を卒業したばかりの私は商業科目など全く分からなく
社会人になって初めてプログラミングを体験しました。
(簿記は、大学のころ少し勉強してましたけど)
情報処理だけでなく様々な授業を見学させてもらいながら
自分の授業の教材研究に必死だったことを覚えています。
その頃、睡眠時間は4・5時間だったような…。
今思うと当時は若かったです(笑)
生徒と一緒にというより生徒に教わりながら
まずは、お題を解決するための流れずを書き書き。
そして、コーディングシートに
ひたすらプログラムを書いていきます。
ひと通り終わると、入力して試してみるのですが
一発で解決することはありません。
文法やスペルを間違っていたり、
時には、アルゴリズム自身を間違っていて
流れ図から書き直しなんてこともざらでした。
すでに汎用機ではなくパソコンで実行できる
COBOLの実習環境だったので
いちいちコーディングシートに書く必要もなかったのですが
当時は、テンプレートなどを使って丁寧に記入していました。
大げさに言うとコンピュータに
魂打ち込んでるって感じがしてました。
最近では言語もCOBOLから
VBAやJavaに変わり、
実習環境や言語の特徴も変わっていますから
アルゴリズムや文法の学習もそこそこに
すぐに実習に移ってしまっています。
とりあえずコンピュータで実行してみる
というスタイルを取ると、
授業も手っ取り早く済み、
いろんな問題に取り組ませられますので、
飽きっぽい最近の生徒には
このスタイルがマッチしています。
しかし、当時の資料を見ていて
なんでもチャッチャと終わらすのではなく
プログラムコードを手書きするといった
アナログ的な作業をすることも重要なんじゃないか。
プログラム言語や技術の習得より
むしろじっくりと考える時間を
与えることこそが大切なんじゃないか。
と小難しいことを考えてしまいました。(笑)
情報の実習といえばデジタル要素満載ですが
新年度の授業ではアナログ的要素も
復活させていこうかと思っています。
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