私の貴重な育児です。(笑)
子育てといっても
ほとんどお手伝いできていない状況ですからね。
妻には本当に頭が下がる思いです。
さて、最近ふと歯磨きのチューブの裏を見ると
○○合同会社の文字が!
商業高校では会社組織についても学びます。
以前、授業で
「先生〜!有限会社って
小さい会社をさすんやろ〜。」
って言ってきた子供がいましたが
何かそんなイメージあるんでしょうか?
ちょっと違いますよ〜
さあ、まとめてみますか。
有限会社とは
会社の設立に際してお金を出した(出資した)
範囲でしか責任を取らない社員
のみで構成された会社組織のことを言います。
出資については株式会社も同じで
株主さんはお金を出した(出資した)
分だけしか責任を負わない。
もっと言うと、会社がつぶれても
出したお金は返ってこないんだけど
自分の出資した会社がつぶれたからって
自分の財産を投げ打ってまで
責任をとる必要はないわけです。
有限責任とは
責任の範囲
から来た言葉です。
では何が違うかというと
株式会社は
あなたがお金を出してくれた人ですよ
という証明を発行します。(株式といいいます)
お金を出した分だけその会社に対して
権利があるわけですから
当たり前ですよね。
しかし一方の有限会社は
この証明を発行しません。
この権利(株式)は他の人に譲ることができるんですが
小規模で譲ることを予定していない
閉鎖的な会社が日本には多く
そういった会社組織を設立する際によく使われていた
会社形態なんです。
使われていた…
そう、じつは有限会社は過去の会社。
平成16年に会社法という法律ができて
有限会社法が廃止され
それまでの有限会社は株式会社に統一されました。
以来、有限会社は設立できません。
もちろん、平成16年以前に設立された会社は
○○有限会社という名前で
残っているだけということになります。
新設ができなくなった有限会社に代わって
合同会社という会社組織が生まれました。
この会社、代表社員1名だけで設立登記が可能と
なりました。
会社形態にはこのほかにも合資会社や合名会社など
さまざまあり、長くなるのでこの辺でやめますが
会社を設立したりするには
しっかりとした勉強が必要ですね。
ちなみに
出資が閉鎖的な企業
つまり株式を公開していない会社のことを
非上場企業って言うんですが
結構あるんですよ。
有名どころでは
サントリーとか佐川急便
JTBやリクルートなど
それにはいろいろと理由があるんですが
それはまた後日機会がありましたら。