子供のリクエストで
やなせたかし記念館(高知)へ行ってきました。
高知駅前で一休み。

アンパンマンのパン屋さん・雑貨屋さん。
ベンチ・手すり・ごみ箱、
路面電車にJRの列車までアンパンマン。
街中アンパンマンまつりでした。
恐るべし「やなせたかし」旋風!
さて、
最近とある人から贈り物をもらいました。
この贈り物、一目見るだけで
ほとんどの人が
三越で購入した品ってことが分かりますよね。
そう有名な包装紙です。
この包装紙は香川県出身の洋画家
猪熊源一郎氏が描いた抽象画を採用したものでして
もう半世紀以上使われています。
著作権や産業財産権の授業で使おうと
写真に収めました。
三越からの贈り物が届くなんて
めったにないですから(笑)
そして、
この包装紙で各種権利についていろいろと
語ることができるんですよ(笑)
ところが、
いろいろ調べて見ますと
面白い事実を発見!
包装紙をよく見ると
mitukosiって文字が書いてあるんですが
その文字を入れた人こそ
なんと!
当時、三越のデザイナーだった
やなせたかし氏。
この包装紙は二人の巨匠の合作だったのですね!
情報機器が発達して
作品の複製は誰もが簡単に
大量に行うことができます。
また、写真や記事についても
簡単に考えがちですが、
複製とそう変りありません。
私も記事や写真をインターネット上に投稿していますが
そのほとんどが制作者の著作物であるわけで
その度に自分を振り返る謙虚な姿勢が必要です。
「なにか間違っていることないんだろうか?」
インターネットを使って
写真や記事を投稿する際の
著作権の侵害については
これまでもいろいろと問題になっています。
しかしそれを
「ダメだよ」って頭ごなしに言っても
素直に聞き入れるというのは
なかなかできないものです。
そして大人になればなるほど。
私も含めて…(汗)
高校生ともなると、ほぼ人格も形成されて
しっかりとした考えを持つようになっていますから
授業では、まずは権利ついて改めて気づき
考えてもらうことを最優先の目標としています。
それからの指導は、生徒の反応や状況を見て
ということになりますが。
著作権や産業財産権については
避けて通れない難しい問題です。
ツイッターのリツイートや
フェイスブックのシェアといった機能も
大きく取り上げられていた事を思い出します。
そう、やなせたかし記念館の壁面には
撮った写真をツイッターやブログなどに
載せないように警告も貼ってありました。
普段何気なくしていることを
振り返って見る
そして自ら「気付く」ってとても大切です。