2015年05月30日

リハビリ頑張ります!

ご無沙汰しております。

久しぶりの更新です。
新年度が始まって2カ月が経ちました。
1年生は初めての中間考査が終わり
3年生は最後の総体に向けて
必死に部活動に取り組んでいます。

さて私は…
3年間専門教科「情報」の担当として
仕事をしていましたが
3年ぶりに「商業」に戻ってきました。
3年という年月は意外と長く
その間に、さまざまなことが変わっています。
そして、生徒の色と言いますか雰囲気…
授業の反応がストレート!
分からないことは分からないと
素直な反応が返ってきます。
授業をしながら
ああ、そうだった。そうだった。
と昔の経験がよみがえってきました。
また一から勉強し直しです。

担当が商業に移ったことで
経済の動きにより敏感になりました。
授業の予習は大切ですからね。
日経平均も2万円を超え、
多くの企業が業績順調のように見えますが
財務諸表をみると面白い違いが見えてきます。
最近、面白かったのは
電機メーカーの
日立製作所とソニー。
選択と集中、BtoBとBtoC。
増益と減益となった企業の比較をしてみると
意外といろんなものが見えてきました。

しばらくリハビリが続きそうですが
しっかり予習して授業に臨みます!
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2015年02月16日

傑作は日常に

最近ハードディスクの中身が増えて
整理をしていました。
もっとも容量を食っているのが写真。
画像1枚に対する容量もかなり大きくなり
デジタルカメラになってからは
遠慮なくバンバン撮るもんですから
さらに容量が必要な訳です。
ハードディスクの整理というより
写真の整理に多くの時間を費やされます。

話は少しそれますが
RAID(レイド)という言葉をご存知でしょうか?
少し情報に詳しい方なら聞いたことがあるはずです。
情報の資格検定にもよく出てくる用語ですからね。
データを守るため私もこのRAIDを使っています。
私のハードディスクはRAID1(レイドいち)
別名、ミラーリングといいます。
鏡、つまりミラーのように
同じ内容を2台のハードディスクに書き込むという方式。
非常に単純な障害対策の方法です。
このほかにもRAIDは0〜5までの6種類があり
調べると結構面白いです。
RAIDによる障害対策は
私も授業でよく熱くなる論点です。(笑)

長くなるのでこの辺で話を写真へ戻しましょう。

カメラ付き携帯電話の普及で
写真が私たちの身近なものになって
かなりの年月が流れています。
人生のステップで
撮る写真は随分と変わってくるものです。
昔の写真を見ていると
硬い→やや柔らかい→硬い→超やわやわ
といった変化を感じることができました。
なんのこっちゃって思うでしょ。
写真撮ろう!って身構えてとると
硬い写真になっちゃうんですよね
硬いも柔らかいも
それぞれの良さがあるんですが
見返して面白かったです。

そして、被写体の変化も面白かったですね。
最近は圧倒的に子供の写真が多くなりました。

以前、妻の携帯電話で撮り溜めていた
写真を見せてもらたことがあります。
その写真の素晴らしいこと。
私が一眼レフで撮った写真とは
比べ物にならない良い出来栄えでした。
子供と接する時間(チャンス)が多いと
こうも違うのかと思い知らされました。

写真部を担当していた時に
写真家の先生方とお話しする機会が結構ありまして
高校生にとって最大の武器は時間
今のうちにいっぱい良い風景に出会ってください
って話を聞いたことがありますが
まさにその通りだと思います。

さあ、私も仕事!仕事!と言わずに
子供たちと遊ぼうっと。
posted by mittake.com at 23:51| Comment(0) | 日記

2015年01月30日

恥も外聞も…

お船を見に行く
子供たちとの約束を実行するため
電車に乗って港まで散歩してきました。
物事を呑み込むのも早くなり
最近はごまかしがきかなくなりました。(笑)
IMG_2743.JPG

さて、3か月ほど前の話に
なってしまうのですが
写真スタジオに子供を連れて
七五三の写真を撮ってきました。

撮影中はカメラに注目させるため
さまざまなアイテムを繰り出し
恥も外聞も無くただひたすら
子供をあやすのですが
これがなかなか難しく
プロはやっぱりプロだと感じました。

そのスタジオで卒業生とばったり会いました。
当時学級担任だった私は
優秀な彼女にどれだけ助けられたことか…。
現在は撮影アシスタントとして
一生懸命働いており、その姿を見て
当時の記憶が思い出されるとともに
それまで子供の前で
ひたすら変な行動をしていた自分が
めちゃくちゃ恥ずかしくなり…
一気に意気消沈(笑)

いかん!
私はまだまだ修業が足りないようです。
変な見栄があると人間ダメです。

まもなく卒業式シーズンとなります。
今年の卒業生は社会人となって
どんな活躍をしてくれるのか
今から期待しています!
posted by mittake.com at 23:20| Comment(0) | 日記

2015年01月05日

自己満足の罠

みなさん!
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

先日子供たちがケーキ作りに挑戦しました。
もちろんまだまだ真似事の域をでませんが…
初めての道具と作業に目はキラキラです。
写真.JPG
そして作ったケーキはペロリでした。

最近読んだ記事から
すこし記憶が薄いのですが、
印象に残ったので…
こんな話だったと思います。

逆上がりができずに落ち込む子どもに
一肌脱ごうと放課後練習に付き合う教師。
何日も練習し
ようやく出来たその子供から出たひと言

「練習もうしなくていいんだね」

この記事を読んで私もドッキッとさせられました。

私も日々の膨大なスケジュールを前に
技術の向上や検定合格、入賞経験を
素晴らしいと考えて
しまっていることがよくあります。

とくに部活動の子供たちは
向き合う時間も長いので
先生が必死に教えてくれるから勉強しなきゃ
あとどのぐらいこの勉強は続くのかな。
聞こえない声が響いてきそうです。

3年生の部活引退以後
その競技や
その分野を
避ける子どもたちを
私もこれまで見てきました。

大切なのは
知識や技術よりも
楽しさや社会での役割を伝えること
学びや技術向上の面白さを
伝えることができているのか
その努力を忘れてはいけません。

さて、もうすぐ新学期スタート。
ケーキ作りを前にした子供たちのように
より多くのひとに学びの面白さを伝えること
これが私のテーマとなりそうです。
posted by mittake.com at 19:38| Comment(2) | 日記

2014年12月27日

事業計画

今年も残すところあと少し。
仕事もようやくひと段落し
ようやく年を越せそうです。
今年も様々な方にお世話になり
ありがとうございました。

さて、今年は職場で特別な行事があり
私の周りでは例年に増して
忙しく活動されていた方も多く
肉体的にも精神的にも
疲労困憊の方が多かったように感じています。
とくに、年末は職員の中で
インフルエンザが蔓延するという事態にもなりまして
あらためて、仕事には余裕が必要だと感じました。

年末、職場では毎年恒例の販売実習がありました。
現在のスタイルになって6年になるのですが
注目が高い一方、マンネリ化で
改善に向けての議論もよく出てきています。
なかでも子どもたちが仕入→販売→会計報告と
商業活動の一連を経験することはいいのですが
経験だけで終わっているという指摘です。

情報の試験にもよく出てくるのですが
プロジェクトは
「計画→実行→評価→改善」の繰り返しです。
これをPDCAサイクルと言います。
ここのPとAがどうしても薄くなっているのが
現在の問題点かと考えています。

特にPのPlan(計画 〜準備〜)。
ここには専門科目の教師が積極的に
係わっていかなければならないと考えます。
店舗設計やビジネスマナーなど
学ぶことは多岐にわたり
それを授業の中だけでとなると
現実厳しいのですが
私の理想としては
そもそもその中で採算が取れるのか
という問題まで議論してほしいのです。

販売実習ですから当然人件費はゼロです。
しかし、経験をビジネスの学習に生かすためには
人件費を無視するわけにはいきません。
何人ひとを雇えるのかを試算した
事業計画にも挑戦させることで
リアルな商売を体験させることができるのです。

その中でも面白い話を聞きました、
地方の「ゆるキャラ」を呼び寄せた学級。
ゆるキャラは地域活性を目的とする団体が多く
ボランティア的要素もあることから
学校祭であれば経費は交通費だけなんて
ところもあるのですが。
ある団体から「ギャラの逆提示」がありました。
 高速は○○・○○間を使って
 自動車は○○を使って
 スタッフは○○で(1日の拘束で)
 県の最低賃金は○○で
という細かいデータまでいただき
ギャラを考えてくれ!という宿題です。
安すぎても来てくれませんし
お人よし過ぎても商売になりません。
さあ、子どもたちはどんな答えを出したんでしょうね。

以前、このブログでもご紹介した
新規開業された美容師さん。
彼との話の中にも開業に向けての
苦労を窺い知ることができます。
自分の事業を維持していくためには
「美容師ではなく経営者の一面を持たなければならない」
ということです。

今の設備では
1日何人に、どれだけの原価で、いくらで、サービスを提供すべきなのか。
そもそも、原価には何が含まれるのかなども考え
国金に新規事業の融資を受けるには
事業計画書も立てなければなりません。
その事業が果たして
投資に見合ったお金を回収できるのか。

そこには資金的な話だけではなく
設立趣意書なども必要です。

さあ、来年こんな指導ができるか
とりあえず頑張ってみようと思います。
そのためにはまず自分が勉強です。

それではみなさんよいお年を!
posted by mittake.com at 15:19| Comment(0) | 日記